作成中 ナナホシテントウ飼育(2021)②孵化〜幼虫
気がつくと、アブラムシと同じくらい小さなハチが数匹、虫かごの壁にとまっていた。
おそらく寄生蜂。一匹ならカラスノエンドウについてたかなと思うけど3、4匹いたので違う。テントウムシの卵から発生したのだとすると早すぎる。おそらくアブラムシに寄生していたものが羽化したのだろう。
孵化して○日で幼虫が動き始めたので広い虫かごに移動。
アブラムシの近くにつけた幼虫はそ
すぐにアブラムシを襲っていた。流石に小さいのでアブラムシがお尻を振っているとなかなか上手く食べられないようだ。
ホソヒラタアブの幼虫はアブラムシを見つけるとすぐに食らいついて離さない。テントウムシの幼虫にも食らいつくが程なく放す。臭いか?攻撃されてるのか?
生まれて程ない幼虫がまだ孵化していない卵を食べていた。
エサのアブラムシはそこそこいる。いるが、アブラムシと出会うよりも先に卵を見つけたから食べているのか?アブラムシが少ないのか?
でも探してみると、意外とアブラムシは見つからない。逆に卵は近い場所に何箇所も産み付けられている。言い訳ではないが、自然でもよくあることだと考えられる。
そもそも、卵を成虫が食べていたり、蛹を幼虫が食べていたり、といった様子は何度も見たことがある。テントウムシはけっこう共食いするのだ。比較的都市部の中の神社や林でのことなので、山などの大自然の中ではどうかはわからないが、似たようなものだろう。生まれたばかりの幼虫は大きめのアブラムシより小さく、成虫相手には役に立たないアブラムシの威嚇で追い払われることもあるようだ。動かなくて栄養タップリの卵は最初のエサにはピッタリなのだろう。
とはいえ、兄弟の卵をバリバリ食べさせてしまっているのは、やはり少し申し訳ない気持ちにはなる。ごめん。
20210505
久しぶりにホソヒラタアブの幼虫が歩いていた。
しばらく見ない間にかなり大きくなっている。1.5cmくらいある。動きはとても早いが草にはうまく登れずにずっと虫かごの底をウロウロしている。アブラムシやテントウムシの幼虫とぶつかっても捕食しない。以前は考えられない事だ。しばらく見ていたが、気がつくとまたどこかへ消えてしまった。
最初の卵が産み付けられた網を孵化したときに大きな虫かごの下に置いたが、その網の下に幼虫がたくさんいた(赤丸)。
隠れ家になっているのだろうか。確かに自然でもアブラムシを食べてないときは葉っぱの裏でじっとしている気がする。なので、おそらく迷い込んだ訳ではないだろう。
緑の丸はホソヒラタアブの蛹。
餌も食べないのにウニョウニョ動き回ってたのは蛹になる場所を探していたようだ。
ハエの仲間はウジの外側が硬くなって蛹になる。蝶とかは皮を脱いで蛹になる。面白い違いだ。
でもここから上手く羽化できるかな?羽化前に余力があれば移動させてやろう。時間とれなかったら…ごめん。
朝の7時半には動き回っていて、19時頃にはすでにさななっていた。
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